「インテリアとしておしゃれなキッチンワゴンを置きたい！」「もう少し収納スペースやキッチンの作業スペースが欲しい！」そんな思いをかなえてくれるキッチンワゴン。キッチンのリフォームをしなくても手軽に作業スペースをつくり、収納力をアップできる優秀なアイテムです。しかし、結局のところ物置き場になってしまい、かえって邪魔になるのではないかと心配な方もいるかもしれません。そこで今回は、失敗しないキッチンワゴンの選び方とおすすめのキッチンワゴンを紹介します。

キッチンワゴンをどうやって使いたい？

キッチンワゴンと一口にいっても、そのタイプは実にさまざま。使い勝手の悪いものを選んで無駄な買い物になってしまったり、購入後により良い品をみつけて後悔したりしないためにも、まずはキッチンワゴンを置く目的を考えてみましょう。

たとえば、収納スペースを広げるためであれば、物がたくさん入るタイプがおすすめです。見せる収納か隠す収納かで扉や引き出しの有無を考えていきましょう。
また、手作りパンやピザなど本格的な料理を作るときの作業台として使いたい場合は、高さや天板の丈夫さなどがポイントです。使う時だけ広げられる折り畳み式もありますよ。

一方で、インテリアのアクセントとしておしゃれなキッチンワゴンを置きたいなら、収納力や使いやすさよりも、見た目を重視して選んでもいいですね。キッチンからダイニングやリビングに料理やお茶を運ぶためなら、移動のしやすさもポイントです。

我が家に似合うのはどれ？種類豊富なキッチンワゴン

インターネットでキッチンワゴンを検索すると、おしゃれなものやかわいいものがたくさんヒットします。定番のものからこれまでのキッチンワゴンのイメージが覆るようなものまでさまざま。選ぶときの参考になるようなポイントを挙げてみましょう。

インテリア性と機能性を考えた素材

キッチンワゴンを選ぶ際は、手持ちの家具やキッチンのインテリアに合う素材を選んで、見た目の統一感を出すのがおすすめです。素材は木、スチール、プラスチックなどがあります。水回りの近くに置くなら、濡れてもいい素材が安心ですね。また、鍋や鉄板など熱いものを直接置く場合は、天板がタイルだと便利です。

キッチンワゴンで見せる収納？隠す収納？

扉や引き出しがないオープンタイプの棚は、物の出し入れは簡単ですが、中が丸見えになってしまいます。見えてもおしゃれなものや、野菜や果物など通気性が必要なものを入れるなら、オープンタイプがいいですね。一方で、煩雑になりがちなキッチングッズや食品パッケージを隠したいなら、扉や引き出しがあるものがすっきりします。

ダイニングやリビングのワゴンとして使う

お客様が来たときにおしゃれなキッチンワゴンで料理やお茶を運べたら、とてもすてきですね。主に移動用として使う場合は、ダイニングやリビングのインテリアと合わせたものを選ぶのもおすすめです。

購入前に確認しておきたい注意点

今や、家具もインターネットやカタログで購入することも多い時代。キッチンワゴンを選ぶ際は、事前に気を付けておきたいポイントがいくつかあります。これらを押さえておけばきっと失敗しませんよ。

サイズチェックは念入りに
カタログにある寸法を見て、実際に置きたい場所に収まるかどうかを必ずメジャーで測って確認しましょう。頭でイメージするだけでは想定していたサイズと異なることがあります。移動して使う場合は、動線の確認も。大きな段差がないか、コーナーで曲がれるかどうかなどチェックしておきましょう。

イメージ通りの色かどうか
インターネットの画面の色はディスプレイによって、変わってしまいます。細部や質感はアップの拡大写真でチェックしましょう。それでも気になる場合は、同じ商品をいろいろなサイトで見たり、店頭で確認したりするのもひとつの手です。一方、印刷物のカタログでは、商品の色が実物に近くみえるように配慮されていますが、それでも実際の色とは少し違うことがあります。

家具は一度買ったらなかなか買い替えられないものです。事前にしっかり確認することで失敗を防ぎましょう。

納得のキッチンワゴンを見つけよう！

一台あるだけでいろいろな使い方ができる便利なキッチンワゴン。キッチンの機能拡充、収納力アップ、インテリア性など置く目的はそれぞれですね。失敗して購入して、ごちゃついた物置になったり、邪魔になったりしないためにも、我が家にぴったりのキッチンワゴンを選びたいですね。